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校長室が静かになった理由

公開日
2026/10/08
更新日
2026/10/08

給食

校長室には、休み時間になるとたくさんの子供たちが遊びに来てくれます。
ところが最近、顔を見せる子が少しずつ減り、校長室がいつもより静かになりました。どうしたのだろうと思いながら廊下に出てみると、一枚の紙を手にした子供たちが、あちこちを行き来していました。


その紙は、代表委員会が企画した「学校探検スタンプラリー」の台紙でした。休み時間をもっと楽しく過ごせるようにと、高学年の代表委員が考えたものです。期間は10月6日から11月6日までの1か月間です。校長室が静かになった理由は、ここにありました。


ルールは次のとおりです。休み時間に、ゼッケンを着けている代表委員を見つけてあいさつをします。あいさつをすると、台紙のマスに文字を一つ書いてもらえます。マスがすべてうまると一つの言葉ができ、その言葉が示す場所に行くとゴールです。


スタンプラリーにはレベルがあり、子供たちはレベルを上げながら挑戦しています。レベル1、3、5では景品ももらえるそうです。台紙には「先生マス」という欄もあり、細かいところまで工夫されていました。廊下では、ゼッケンの代表委員を探す子や、集まった文字を見ながら行き先を相談する子の姿が見られます。


文字をもらう条件が「あいさつ」になっているところに、代表委員の子供たちの思いを感じます。学年をこえて声をかけ合うきっかけが、休み時間のあちこちで生まれています。学校全体を使って全校の子供たちが楽しんでいる様子は、微笑ましくもあり、頼もしくもあります。


自分たちの学校を自分たちの手で楽しくしようとする高学年の姿は、下の学年の子供たちにも伝わっていることと思います。しばらくは少し静かな校長室になりそうですが、廊下から聞こえてくる声を楽しみにしながら過ごしたいと思います。