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焼けないなら蒸して 給食室の工夫で届いたツナコーントースト

公開日
2026/09/29
更新日
2026/09/29

給食

ツナコーントースト、ポトフ、巨峰、牛乳



今日は、ツナコーントーストが出ました。実はこのトーストには、みなさんに伝えたいお話があります。


今日、給食室でパンを焼くための機械が壊れてしまいました。給食の時間は決まっていて、全校分のトーストを用意するには、ゆっくり考えている時間はありません。


そこで給食調理員さんと栄養士さんが相談し、「焼く」かわりに「蒸す」方法へ、すぐに切りかえてくれました。急な変更でしたが、温かいトーストが教室に届きました。


蒸したパンには、焼いたときのような焼き色はつきません。そのかわり、ふんわりとやわらかく仕上がり、ツナやマヨネーズの具もしっとりとパンになじんでいました。


このトーストには、もうひとつ工夫があります。使ったのは、塩がまったく入っていないパンです。


塩は生きていくために必要なものですが、とりすぎると病気の元になります。今の日本では、塩のとりすぎが問題になっています。今日はツナやマヨネーズなどの具をたっぷり入れることで、パンに塩気がなくても、おいしく食べられるようにしてあります。


ポトフは、フランスの家庭料理です。名前には「火にかけたなべ」という意味があり、野菜や肉をなべでことこと煮こんで作ります。具から出たうまみが、スープにとけこんでいます。


くだものは巨峰です。秋に旬をむかえるぶどうで、今日は1人2粒ずつ届きました。


機械が使えなくても、いつもと変わらず給食が食べられたのは、給食室のみなさんがその場で考え、すぐに動いてくれたからです。給食室のみなさん、本当にありがとうございました。


いつもとちがうやわらかさに、気づいた人はいたでしょうか。毎日の給食の向こうにある給食室の仕事を思いうかべながら、ゆっくり味わってもらえたらうれしいです。