記事

聞こえにくさについて知ろう(4年生)

公開日
2026/10/28
更新日
2026/10/28

学校のようす

10月26日(月)、4年生が本校の難聴・言語学級「けやき教室」の先生による特別授業を受けました。けやき教室がある本校ならではの学びとして、毎年4年生で行っている授業です。テーマは「聞こえにくさについて知ろう」です。


授業は二つの柱で進みました。一つ目は「聞こえにくさを体験しよう」です。聞こえにくい人にはどのように聞こえているのかを、授業中の声の聞こえ方を確かめたり、言葉の聞き取りに挑戦したりしながら体験しました。いつもどおりに聞こえることが当たり前ではないことを、子供たちは自分の耳で確かめていました。


二つ目は「聞こえにくさをおぎなうための道具や工夫について知ろう」です。補聴器を体験した子供たちからは、「言葉が大きく聞こえた」「はなれた人の声まで聞こえた」という感想が出されました。一方で、「つけていない方がはっきり聞こえた」「波の音のようなシャカシャカという音が聞こえた」という声もありました。補聴器をつければ元どおりに聞こえるわけではないことも、体験を通して感じ取ったようです。


子供たちは、もし自分の耳が聞こえにくくなったらと自分に置き換えながら、どうすれば相手に伝わるのか、自分にはどんなことができるのかを一生懸命考えていました。


聞こえにくさは、外からは見えにくいものです。同じ学校にけやき教室があるからこそ、こうした学びを毎年積み重ねることができます。この日の体験が、身近な人の「聞こえ」に思いを寄せ、話すときの距離や声の大きさ、伝え方を少し工夫してみるきっかけになってほしいと願っています。