全校朝会 校長挨拶
- 公開日
- 2026/06/09
- 更新日
- 2026/06/09
校長室より
おはようございます。
校長室には、よくみんなが遊びに来てくれます。そして決まって、質問してきます。——初代校長先生のこと。去年、150周年で去年の6年生がつくってくれた、あの像の方です。
「なんでこの人、こんなに立派な格好をしているの?」「なんで、こんなに長いおひげなの?」
他にもこんな質問もあります。
「高井戸小の校長先生って、今までで何人いるの?」「校長先生、男の人ばっかりだ。女の人は2人しかいない」
先生は、この『なぜ?』を聞くたびに、すごいなあ、と思っています。なぜかというと、自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分から「あれ?」とはてなを見つけられる。ただ見るだけで通り過ぎることもできるのに、なぜだろう?と考えることができる。自分たちから挨拶ができる高井戸小学校の子どもたち、ならではなのかもしれません。
その「なぜ?」を調べてみると、どうなるか。長いおひげも立派な服も、昔の時代、昭和、平成でもなく、明治という時代のことが見えてきます。女性の校長先生が少なかったのはなぜだろう、と調べると、昔と今で世の中がどう変わってきたかが見えてきます。
このように調べた後に、もう一度、初代校長先生を見てみてください。初代校長先生の写真や像は、何も変わっていないのに、ちがって見えてくるはずです。前は「古い写真」だったのが、150年前の物語が見えてきます。ここで変わったのは、写真や像ではありません。みんなの「見える世界」が変わったのです。
これが、校長先生がホームページで発信している「学びで 見える世界を変えていこう!」ということです。学ぶと、今まで見ていたものが、ちがう意味で見えてきます。自分が見える世界がおもしろくなります。
その入り口は、いつも「なぜ?」です。学校の中にも、おうちの中にも、学校とおうちの間の通学路の中にも、はてなのタネはたくさんかくれています。ぜひはてなを自分で見つけて自分で解決して、また、校長室に教えに来てください。待っています。